artist |
comment |
梁
邦彦 |
「渡辺楽派」というものが確立された。そうだ、等さんはエライのだ。この楽派の頂点に立つ学士なのだ。だからついつい「等さん」と呼んでしまう。でもそれは正しいと思う。そうさせる力が彼の音楽と人間性の中に「超然」と存在している。だからその楽派の頂に立つ学士長である。さしずめ「白い巨塔」の「財前教授」といったところか。う〜ん。明らかに私より等さんの方が白衣が似合うだろうなあ。
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ゴンザレス 三上
(GONTITI) |
実は、渡辺君は音楽に対する正確な知識と深遠な記憶力を含有する、一個の放射性鉱物である。今回のソロアルバム(portrait
of summer)でも彼は膨大なエネルギーを放射し続けている。彼のゴシックのように精緻で入り組んだ弦楽器結晶体が彼の情感により徐々に崩壊し、新たな結晶体に蘇生していくありさまが実に素晴らしい。渡辺くんが鉱物であった、というのは本人には内緒である。
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チチ
松村
(GONTITI) |
さすが等くん!!ストリングスの魔術師(僕が勝手にそう呼んでいる)だけのことはあります。よくぞここまで突き詰めてくれました。この奥の深い世界にはまり込んだら、もう二度と戻ることは出来ないのです。
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AIR
(車谷
浩司) |
計り知れない程の才能とセンス。揺らめきながらどこまでも続くような奥行の音達が、数えきれない程の絵を浮ばしてくれます。
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小島
麻由実 |
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笹野
みちる
(京都町内会バンド) |
平成のドビュッシーか、はたまたアジアのアンディ・パートリッジか!? ----ふと気が向いて川辺りのベンチで聞いたその音は、光と風により刻一刻と変化しつつ流れ続ける川面の表情と見事なまでの調和を形成していた。まさに、「聞き惚れる」という言葉がふさわしいアルバム(portrait
of summer)だ。
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ル・クプル |
「(Chamberは) 等さんに出逢えてよかったなあ」と思う作品。優しさと厳しさを備えている。実験的なのだが、普遍性を感じるのは何故だろう。これを聞くと、私たちも創作意欲がわくんです。
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堀込
泰行
(キリンジ) |
等サンの超人ぶりにはいつもかんどうしてます。難しい曲もシンプルな曲も瞬時にその構造を理解し、時にはこちらかが思いもよらないアイディアをさりげなく提示してくれる。そんな等サンがじっくりと腰を据えて作ったこの作品(Chamber)は、マルチ弦楽器プレーヤとしての僕の知らない渡辺等を存分に見せてくれています。独特の色彩感に溢れ、なおかついい匂いのする渡辺ワールド。皆さんも是非お楽しみください。
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堀込
高樹
(キリンジ) |
おそらく渡辺等さんの体内には古今東西をむずぶ"絹の道"的なものが広がっており、そこでは常に絶えることなく音楽の交通が行われているのでしょう。このアルバム(Chamber)で氏の奏でる多様な弦の響きを聴く度にそんな確信が深まっていきます。
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菅野
よう子 |
器用貧乏と言われて傷ついたことない?(あたしは、ある。)
でも、器用貧乏も10年続けるとゴールデン器用(または金の小手先)に変わるのだ。何でもできて文句あっか?!
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溝口 肇 |
これ(Chamber)はまるで私のアルバム「Eternal Flame」のように美しい。しかも渡辺君はチェロもうまい。困った。
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小林
建樹 |
ワタナベさんの音楽は現代の音楽。作曲家としても大尊敬してます。もうマエストロですね。これは。
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(順不同、敬称略) |