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渡辺 等
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![渡辺 等の雑感日記](img/subtitle_zakkan.jpg)
クラシックのシンフォニーと違い、ジャズ、ポップ、ロックで
ツインベースの編成はコード感が曖昧になるからかほとんどなく、
ベーシックなトラックにダビングしたものを時折見かけるくらいで、
わざわざ二人で録音している曲は珍しいです。
そんな中でも思いつくアルバムが二つあります。
キップ・ハンラハンの “Vertical’s Currency”(1984)
ジャック・ブルースとスティーヴ・スワロウのツインベース。
主にスティーヴ・スワロウがリードやコードのアプローチ。
ジャック・ブルースのボーカルと相まって素晴らしいです。
そして言わずと知れた、オーネット・コールマンの”フリー・ジャズ” (1961)
こちらはツインベースというよりダブルカルテットなのですが、
終始ハイポジションのスコット・ラファロと重厚なチャーリー・ヘイデン。
どこを切り取っても最高ですが、25:28あたりから8分間のツインベースソロ(?)が圧巻。
この二人。真逆なスタイルですが友人同士でアパートもシェアしていたそうです。
ほとんどないと言いましたが例外はフィル・スペクターで、彼のプロデュース作の
ベースセクションはエレキベースとウッドベースがユニゾンで、それに曲によっては
バリトンギター(6弦ベース)が入り、モノラルの音像の中でひしめき合っております。
僕もはにわオールスターズでのトリプルベースをやらせていただいたりしましたが、
またトライしたいものです。
(2024年7月)
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レイテンシーの逆襲
(2024年7月)
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